新たなる自由へ 7

久々に曇りとなりました九州福岡。
今日は、晴れたり、曇ったり、雨も降るらしい。
週末は、気温もぐっと秋らしくなり、下がるよう。
風邪等、用心しましょう。

コロナ禍で奪われた、もしくは、変化した自由についての7回目を書こうと思います。

今回は、コロナ禍を通して、地球人類の問題の視点に出くわしてしまった。
もとを辿れば、切りがないので、ロック音楽にも関係が深い冷戦問題という時代
から、書こうと思う。第二次世界大戦後、東と西、アメリカとソビエトの核爆弾で世界が滅びるということに怯える時代があった。1969年ウッドストックが開催された。この冷戦下で問題意識に正面から向き合った世代の音楽イベント。
今もその核爆弾問題は、消えていないのだが、
第二次世界大戦後の50年間続いた冷戦が、1991年ソビエトの崩壊によって消滅。それまで、バランスを保っていた構造社会も終わりを告げる。
(構造社会とは、国々の相互関係、相互作用、組織、制度、価値観といった仕組みのこと)
冷戦後、出てきたのが、地球規模での問題、
フロンガスによるオゾン層の破壊、海、河、水の汚染、等の環境問題。
この問題は、政治家、企業家の利益優先で、いまも先延ばしにされている。
目の前の事実恐怖から逃れたい、という人類の心的要因がそうさせているのか。
核爆弾問題にしても、環境問題にしても、資本主義社会は、目先の利益優先にして、自然、生物、生命を破壊するのは「仕方なし」というように、目を向けない。
儲けて何が悪い。
それで経済が回っているんだ。
国、家族を守っているんだ。と。
商品を作りまくる。
そういう時代がつづけば、いつか終焉を迎えることを知ったとしても、
僕ら生まれたときから巻き込まれている資本主義社会というのは、馬鹿の一つ覚えのように、利益第一、地球環境破壊へまっしぐらの主義にも見える。
将来、直面する問題に、人口問題もある。
このまま、人口増加していくと、さらなる環境汚染問題、食料不足、という危機が待っているという。
冷戦時に使われていた用語に、
第一世界(アメリカ、西ヨーロッパ諸国、その同盟国、西側諸国)日本はここに入っている。
第二世界(ロシア、中国、その同盟国、東側諸国)
第三世界(東西側諸国に属していない、南アメリカ、アフリカ、中東、インド、インドネシア、等)という用語がある。
現在は、第一世界の人口増加は、抑えられている傾向にあり、
特に、第三世界では、人口増加による環境、食料問題が跡を絶たない状況である。人口問題のなかに、南北問題が浮かび上がる。
先進国が北。発展途上国が南。
戦後、日本は経済復興でき、先進国に属すことができてはいるが、
グローバルな資本主義社会構造ができあがった今では、南側諸国に儲けがいくことは、ほぼないと言われている。
貧富の格差。
この問題を解決して行くには、まず、南北問題からはじめないと、
環境問題、人口問題、の解決策は見えてこない。
国連。
この地球規模の問題は、国々の主義主張とは、全く別の組織が必要となるでしょう。今それに近いのが、国連であるが、ほぼほぼ機能していない。
ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、中国の関係の上に立って指示できるような国連が求められていると同時に、僕らの世代が次世代のためにも、どうそういう時代に塗り替えていくのが求められている。
地球人としての意識が求められている。

そして、新型コロナウイルス感染症で、ただ過ぎるのを待つだけではなく、僕らの何が奪われ、変えられていっているのかに、意識しなければ、僕らはいつまでも、第二次世界大戦で敗北し、いつも外圧にアンダーコントロールされている日本という括りから解放されないんじゃないかと思う。それで何が悪い、今の日本に別の方法はない、という方々の方が多いのだろうなとも思いますが。

選挙に行こう。
日本を盛り上げよう。
その選挙に、不正があったらそれを正そう。
選挙に行かなきゃ、その不正を正すこともできない。
一つだけの正義ではなく、
いくつもの正義を重ね、討論し、知恵を出し、勇気を持って、
欲望を必要最小限にできるだけできるだけ我慢のできるくらいにそれぞれが節制し、次世代につなげよう。
それが、地球人への一歩と信じて。