曇り
九州福岡
どっぷり梅雨に入りました。
木々は、うれしそうです。
個人的には、
梅雨になって、困るのが、
ギターの音。
特に、1964年のストラトキャスター。
塗料がはがれ、木がむき出しになっているところがあるので、
湿気をガッツリ浴びてしまいます。
手に持っただけでわかるくらいです。
音も、堅いところが強調させて、
いい音とは言えません。
なので、この期間は、除湿剤とともに
ギターケースの中に保管しております。
塗料がしっかりしているギターは、
そこまで影響は、ないのでしょう。
木材
と
塗料
と
季節
は密接に関係していることがわかります。
乾きすぎも濡れすぎもいい音には、ならない。
特に湿気の多い場所の木を材料とする職人の方々は、
1年、5年、10年、20年、50年、100年を通じて、
製作しているのだろうな、と思うと、
頭が下がります。
今もいい。
使い込めば、なおさらよくなる。
そんな一品に出会うと、
物を通じて、
生活の色彩がより輝いている。
音。
それは、
波動。
耳できこえるし、
肌で感じる。
そして、目には見えない
光のようです。
梅雨もいいね。