一粒の種

晴れ
九州福岡
豪雨も通過して、
本来の梅雨明けのような天気です。
2022夏が始まりました。

例年、朝顔を種から、育ててます。
日よけ効果もあり、
一日一日、成長する朝顔を見るのも、
命の不思議な力を感じます。
植物は、物を食べたりしません。
肉食植物は別にして、、、
植物には、まず、水と、光と、土が必要。
空中植物は、別として、、、、
土は、どのようにしてつくられていったか。
マグマが冷え、岩となり、風、雨で削られ、砂となる。
何度も繰り返し、およそ4億年前、植物の祖先である
水中の「藻」が形成された後、
陸に上がり、
根、茎、葉と進化し、
ついに、種を作ることになる。
枯れた植物が砂の上に堆積し、だんだんと、栄養分を蓄えた土となっていく。
そして、植物は、巨大な森まで、進化する。
2億年前、「花」が、出現。
そして、4000面年前、
「稲」が重要な存在となり、1000年前から、この地球環境に適応してきた。

米を食す、我々、人類のためにも用意してくれたようにも思える。

宇宙に感謝。

朝顔にも、その進化の過程を垣間見ることができる。
「種」
の中には、
デンプン、脂肪、タンパク質という材料、
そして、
種の中にある一つ一つの細胞の中にあるDNAに書き込まれている情報、
そして、
情報に基づき、材料を工作する道具、それは、化学反応させる酵素。

この最低限の材料、情報、道具をもち、あとは、光合成できるまで、
なんとか成長できたらいいのです。
あとは、太陽の光と二酸化炭素に任せ、どんどん成長していく。

この夏も、一粒の種に、
5億年の植物の歴史を見させていただきます。

不思議だー。