先日、博多駅にある映画館に「サマー オブ ソウル」を体験してきました。
 (あるいは革命がテレビで放映されなかった時)と、サブタイトル。
 すげえ。
 こりゃ、いかないかん。
 
 1969年ウッドストックと同じ年にアメリカハーレムで行われた野外コンサート。
 フェスティバル、と大きく表示されたステージ、会場では、子供から老人まで、黒人が大半を占め、この時代のハーレムの匂いがプンプンしてくる。
 まずは、メッセージを感じた。
 音のエネルギーを感じた。
 ソウル。
 心の奥底から、溢れ出す言葉、演奏、グルーヴ。
 うねっている。
 奴隷、迫害、差別、矛盾、人種、宗教、経済、音楽、ドラッグ、環境、仕事、ブラックパンサー、公民運動、権利、ゴスペル、自信、誇り、怒り、洗脳からの回避、自分たちの生きる尊厳を確認せよ!!!準備はいいか!!!
ウッドストックを映画をちゃんと見たのは、1990年ころ。
 この映画もその時期に見ていたら、と、思う。
 震えが止まらないくなるほどのエネルギーに満ちている。
 明日の本当の人類像が見えるからだ。
50年の封印。
 その当時のアメリカでは、公民運動の最中、火に油な映画なのだろう。
 いまなぜ、その封印が解けたのか。
 映画見た帰りに歩きながら、思った。
 このときの世代の方々は。この世に残っている方は少なくなっている。
 一昔前の出来事である。
 「さあ、こんな時代もありましたよ。なにか、変わりましたか。」
 っと、見終わって、映画製作会社から、言われているようだった。
映像を見ながら、この時を振り返っている出演者の話が印象に残った。
Beautiful
会場みんなで作り出すグルーヴの中で、
 見え隠れする本物の自由の光を感じるだろう。
