他愛もない日常

晴れ
九州福岡
落葉樹の葉も落ちて、幹をあらわに冬の風に揺れてます。
体も少しづつ寒さに順応しているようですが、
コロナ、インフルエンザ、風邪に用心しましょう。
暖かくお過ごしください。

2024年
まだ終わってませんが、
レコーディング、ライヴと充実した一年。
2025年、また、新たなステージが待っている予感がします。
アップダウンの日々ですが、
なんとか、ワクワクにつなげていきたいという気持ちはあります。
この気持ちは、どこからくるんだろう。
不思議。
人には、生きてるかぎり、楽しみたいと欲求があるんだろうな。
一人では生きてはいけない。
でも、それぞれが一人。
今年、2回も入退院した母(89)は、楽しいのだろうか。
週に三回のデイサービスと、スーパーで買い物。
身の回りのことを自分でやった後は、だいたいテレビを見て過ごすか、
そのまま寝ている。
「やっと一人になったのだから、好きにさせてよ」と、
いつか言っていた。
ゆっくりする。
それが母の楽しみなのかもしれない。
世代、性別、親子、いろいろな世界観の違いがそこにはある。
俺も親になってはじめてわかることが多々ある。
母は、満州で生まれ、帰国し、学校へ行ったり、就職したり、
結婚して、子供二人が生まれた時からの
思い出と今を十分楽しんでいるのかもしれない。
ディサービスのお迎えが来て、お待たせている時、
「早くしろ、このくそばばー」
と言ったら、
「うるせー、このくそじじー」
と言い返してくる。
そんな他愛もない日常こそが母にとって、
楽しいにつながっているんだろうな、
だったらいいなー、
とか、おもっている。